夜勤中の看護師のメイクは、主に2つのタイプに分かれます。その一つが、まったくメイクをしないすっぴん派です。夜勤中は病棟も明かりが落とされていて薄暗いので、すっぴんでもあまり気づかれることがありません。また、このコロナ禍で看護師は常時マスクをしているので、メイクをしていなくてもマスクで隠せることから夜勤中の看護師は圧倒的にすっぴん派が多いと言われています。おまけに美肌のために肌を休ませたいとの考えから、夜勤中はメイクをしたくないという看護師も珍しくありません。そのような理由もあって、夜勤中はメイクをせずにマスクで隠し、すっぴんで勤務する看護師が大多数を占めています。
一方、もちろん夜勤中でもメイクをする看護師も存在するのが実態です。しかし、夜勤ということもあってメイク時にさまざまな工夫を施すこともよくあります。たとえば、見えるところだけメイクをするケースです。アイブロウやアイメイクなど人に見られるところはきちんとメイクし、リップは省略します。こうすることで日中に比べてメイクを簡略化することができ、手間もかかりません。そして、肌のことを考えてファンデーションは負担の少ないパウダータイプでササッと済ませるケースもあります。化粧下地の上から簡単にパウダーファンデーションで押さえ、肌に負担がかからないように心がけているのです。このようにメイク派の看護師でも、夜勤中のメイクは簡単に済ませています。